こんにちは、松下です。
先日、行きつけの美容院に行って髪を切ってもらったんですが、
そこで長い間仲良くしてもらってる美容師さんがこんな悩みを漏らしてました。
僕
「お久しぶりです。今日もよろしくお願いしますね。
でも、最近あんまりお客さんの入り少ないこと多いけど
大丈夫ですか?」
美容師さん
「あーそうなんですよ・・・。
今までも正直多くはなかったんですけど、
最近は本当にやばくて・・・。」
美容師さん
「私、いつもどんなお客さんにも満足してもらえるように
なるために閉店後にカットの練習をしてるんですけど、
いくら練習してもなかなかお客さんが来てくれなくて・・・。」
美容師さん
「美容師って技術だけの勝負じゃなくても、
やっぱりうまく切れるほうが絶対いいですよね?」
そんな風に漏らしていたので、
僕
「いやあなたはもうすでに十分すごいですよ。
だってこんなにキレイに切ってくれてるじゃないですか。」
と言っておきました。
もちろんこれはお世辞とかじゃなくて本心から出た言葉。
ただ、こういう悩みを持った美容師さんって
結構いるんですよねー。
その人はお店を任されている店長さんなので
お店の経営が傾くと本当にピンチなんですよ。
だからこそ深刻に悩んでいるわけですが、
ただ結局のところ、美容院の顧客満足度ってカットの技術だけじゃないよね。
って話を今回の出来事がきっかけで記事にしようと思いました。
まぁこれは美容院に限っての話じゃないですが。
Contents
技術は最低限を超えていれば大丈夫
美容院って結局のところ、
お客さんが満足してくれればいいわけです。
お客さんが不満になるような
めちゃくちゃなカットさえしなければ、
多少の技術の差なんてお客さんには正直わかりません。
例えば80点が合格ラインだったとして、
60点70点のカットしか出来なかったら、
そりゃお客さんは満足できないと思います。
(Googleのレビューだって☆3とかされちゃいます)
でも80点さえ超えてしまえばお店として十分に成り立つんです。
美容師になる人はみんな専門学校を卒業して、
その80点を超えている人が大概ですし、
入社した美容院でさらに腕を磨けば90点以上になることも多い。
・・・でもですよ。
たとえ、
80点が85点になっても、
85点が90点になっても、
お客さんからしたら違いがわからないんですよ。
だって今のままで十分に満足してるから。
そりゃ元プロ美容師のお客さんだったら違いに気付いて、
「腕上げましたね!」
って嬉しい言葉をかけてくれると思うけど、
そんな人はなかなか来ないわけで。
しかもそれで、
「よし!腕も上がったしちょっとだけ値上げしよう!
これだけ技術が上がったんだからお客さんも納得してくれるはず!」
なんて値上げしようものなら、
「え?なんで急に値上げしたの?もうあの美容院で切ってもらうのやめようかな。」
となってしまう。
大ピンチですよね。
だから美容師さんのカット技術は、
本当に普通のお客さんが満足できるレベルでいいんです。
これは全く同じことが飲食店でも言える。
この現象は飲食店でも同じことが言えます。
飲食店もメジャーなビジネスの1つなので、
本当に全国にはたくさんの飲食店があります。
だからこそライバルも多い。
そんなライバルと差をつけるにはどうしたらいいか。
その結論は、ここでも同じ「技術を上げること」。
でもそれはさっき言った通り悪手なんですよ。
85点が90点になったところで、相当なグルメな人じゃない
限りやっぱり普通のお客さんにはわかりません。
例えば、個人店のカレー専門店だったら
隠し味にリンゴや蜂蜜を入れたり、
スパイスの分量を変えたりして味を変えてみる。
でもやっぱりほとんどのお客さんは気付かない。
あんまり意味がないわけですね。
こういった状況は日本ではしばしば起こってしまいます。
それは日本人が良くも悪くも職人気質だから。
「いい商品を作っていれば勝手に売れるはず!」
そう思って日本人は昔から物作りに力を入れてきました。
だからこそトヨタや日産の日本車は性能がいいし、
腕時計メーカーのセイコーもあれだけ普及しました。
でもそれも技術面で差があるから勝ててただけなので、
技術が同じレベルのライバルが出てきた時にどうしても
勝てなくなってしまう。
日本人のいいところでもあり、悪いところでもあるわけですね。
ハイスペックは欲しいけど、オーバースペックは必要ない
この2つの例に共通しているのは、
「ハイスペックは最低条件で、
オーバースペックは必要条件ではない」
ってことです。
ハイスペックは80点のお客さんが満足する技術。
オーバースペックは85点や90点みたいな普通のお客さんには違いがわからないレベルの技術。
だけど、お店側はもっと技術を
上げればお客さんがもっと喜んでくれると信じて、
つい技術ばかりを磨いてしまう。
でもそれは正しいビジネスのやり方を知らない以上
仕方のないことです。
正しいやり方を知っていれば、もっと他に注力しないければ
いけない事にも気付いてそっちを頑張れるのに。
だからこそ正しいビジネスを学んだ人は一人勝ちが簡単に出来る。
地方に行けばそれこそ、ライバル自体少ないし
ライバルがいてもそこまで強くない。
まさに無双状態になれるわけですねw
自分のビジネスの信念を発信しよう
「じゃあ何からやればいいんだよ!」
ってことになると思いますが、
それは1つだけです。
「自分のビジネスの信念をネットに発信すること」
自分のビジネスの信念とはカレー専門店の場合なら、
「なぜカレー専門店を始めようと思ったのか」
「このお店はどんなコンセプトを持っているのか」
「カレーを作ろうと思ったきっかけとなる出来事はなにか」
「これまでカレー作りで苦労してきた過去はどんなことがあるか」
そんなエピソードをお店のHPに記載して、
HPに来てくれた人の中にはそのエピソードに
共感してくれてお店の常連客になる。
そういったことでいいんです。
もちろんHPだけじゃなくSNS(TwitterやInstagram)でも
情報発信をしていくことでより多くの人の目に留まるように
なって、人を集めることができます。
こういったエピソードを甘く見て(もしくは恥だと思って)
お店のHPに書かない人がたくさんいますが、
とてももったいないですよ。
そういったエピソードは人の心をとらえる力がありますから!
以前人から聞いた話ですが、
全然バイトが集まらなくて困っていた飲食店に
求人情報にお店のコンセプトや信念を載せてみた途端、
応募が殺到したそうです。
その店舗のバイトの時給は最低時給だったらしいですが、
それでも応募する人がいっぱいいて、
「あなたの信念にものすごく共感しました!
最低時給でも構わないのでここで働かせてください!」
と言われたそうです。
人間は感情で動くものです。
それは仕事をする時でも、勉強する時でも、スポーツをする時でも、
もちろん、物を買う時でもそうです。
人の感情を動かす技術はビジネスのおいて最重要技術。
だから僕も、過去の挫折エピソードやブログを始めたきっかけを
プロフィール文にこれでもかというくらい詳しく書いているわけですからね。
でもどこのお店のHPを見てもそういったエピソードを
載せていないし、載せていてもほんの少し。
本当にもったいな~~~~~~~~~~~~~い!><
だからぜひやってもらいたいですね。
でも個人店の飲食店の店主さんは年配の方が多いので、
そもそもネットで集客をしていなかったりします。
HPもSNSもやってなければ、Googleマップにすら
登録していないところもまだまだあります。
僕はちょくちょく隠れ家的なお店に行きますが、
「このお店本当に美味しい料理を出すのに
どうしていつもお客さんが少ないんだろう?」
って思うことがよくあります。
で、後でGoogleマップで検索してみたら、
載っていない・・・。
そりゃお客さん来れないよ・・・
ネットは無料(もしくは超安価)で集客できる最高のツールですよ。
やっていない人は是非やってもらいたいですね。
ということで、今回は「お店の顧客満足度」について
お話させてもらいました。
実店舗を持つ人はネット集客やってくださいね~~。
このブログの筆者ってどんな人?
僕は現在ネットビジネスを起業し、
様々な情報を得て日々勉強を続けている
アラサー男です。
昔こそ、ブラック企業で働いていた月収
手取り16万の社畜でしたが、
ネットビジネスと出会ってからは今までに
ないくらい人生が充実しています。
それもこれもネットビジネスの正しい知識である
『仕組み』を学んだことで、
ここまで人生が変えることが出来たと確信しています。
でもそんな充実した生活を送れるようになるまでには
数々の苦悩の日々を送ってきました。
そんな過去の苦悩の日々やダメダメな僕について
もっと知りたいという方はこちらの記事で詳しく話しているのでどうぞ^^
↓↓↓↓
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